未来へ奏でる、子どもたちのメロディ「Crescendo」

Crescendoとはイタリア語で、もとの形はCrescereで「大きくなる」と言う意味です。日本では、音楽用語の「<(音をだんだん大きくする)」を最初に思い浮かべる人がほとんどでしょう。ところが、イタリア語の辞書で最初に書かれている意味は「子どもが大きくなる」です。

また、宮城県大崎市に所縁のある伊達藩を築いた伊達政宗の兜は三日月の前立です。この三日月は、親が子どもの成⻑を願い付けられたと言われています。その三日月も英語でCrescendoです。

この2つのことがつながって出来た法人名「Crescendo」。
だんだん大きくなる子どもたちと⼀緒に、園も職員達も成⻑できたらいいなとの思いを込めています。

社会福祉法人クレッシェンド 理事長

田崎 耕太郎

「だんだん大きく、豊かに成⻑していく」という意味のクレッシェンド(Crescendo)は進行形です。留まることのない子どもの進行形の姿を丸ごと受け入れ、安心して大きくなることができる伴走者になることを目指します。
出会ったすべての子ども達、子どもを取り巻く関係者の夢が生まれ・育つ「時間」と「場所」であることが私たちの願いです。

四季折々に彩りを変えるカエデの樹木をモチーフとしたデザインコンセプト。外壁には赤褐色や茶系色を採用し、かえでの幹や葉の豊かな色合いを表現しています。重厚なタイル仕上げにより、年月を経ても変わることのない存在感と耐久性を実現しています。

JRの土地をお借りして建設され、かつての電車の車庫をイメージしたデザインとなっています。外壁には古い色合いのタイルを使用し、時を重ねたような味わい深さを演出。照明には、レトロな電球を取り入れ、どこか落ち着きと懐かしさを感じさせる空間を創り出しています。

「いつでも帰ってこられる場所」をコンセプトに、自宅のような温かみのある佇まいの設計。安心感と機能美を兼ね備えた建物となっています。外壁には全面にガルバリウム鋼板を採用し、高い耐久性と防錆性を実現。時が経っても色褪せることのない美しさを保ちます。